定年退職とはどのような制度でしょうか。
更新日:2018.11.09
定年退職とは、労働者が一定の年齢に達したときに会社と労働者の雇用契約を自動的に終了させることを言います。
定年退職の制度を設けるかどうかは会社ごとに自由に決定することができますが、会社が定年退職制を設ける場合には、原則として60歳を下回る年齢を定年として設定することはできません(高齢者雇用安定法第8条)。
ただし、例外的に、高齢者が業務に従事することが難しいと労働省令が認めている業務については、60歳を下回る年齢を定年として設定することができます。
関連条文
労働基準法 第89条第1項3号(作成及び届出の義務)
常時十人以上の労働者を使用する使用者は、次に掲げる事項について就業規則を作成し、行政官庁に届け出なければならない。次に掲げる事項を変更した場合においても、同様とする。
三 退職に関する事項(解雇の事由を含む。)
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